[コメント] エンジェルウォーズ(2011/米=カナダ)
ザック・スナイダーがノリノリで編集している様が目に浮かぶ。本作の評価はそのノリを受け入れられるかどうかだけにかかる。
字幕版で鑑賞。
本作の基本コンセプトは「女の子が色んなコスプレで刀振り回したり銃をぶっ放して戦うところ、観たいよね!」というだけで、その他の設定は「後付」なのではないか。実際にベイビードール(エミリー・ブロウニング)が踊るシーンを一切入れてないのも、その意味では当然である。下世話な言い方をすれば、「ダンスじゃ、俺、萌えねぇもん」と言うだけの話。この監督なら十分ありえる事で、納得はせずとも理解は出来る。
ただ、個人的にはこの題材でアメリカ基準でPG−13、日本基準でGというぬるいレーティング作品に仕上げてきた事が非常に疑問。もっと振り切る方がコアなファンはつかめたのではないか。
内容は特にないので全編を通して「おぬし好き者よのぉ」以外の感想が浮かばない。「似たアクションが続く」という観点では『300』を楽しめた方は楽しめるのではないかと思う。
(2011.5.5 品川プリンスシネマ)
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