[コメント] 八日目の蝉(2011/日)
こんな特別な娘の話が面白いものかどうか、興味本位で観ていたが・・・。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
この作品は、特別な境遇に育った娘が、愛されないで育ったと思っていたが本当は愛をいっぱい与えられていたのだと知る、という話なのはもちろんなのだが、もう少し見方を広げて、こんな風に考えるのはどうだろう。
つまり、すべてのどんな子供でも幼児期には誰かしらに育ててもらったのだが、ミルクをもらう、オムツを変えてもらう、そんなこと自体が、その誰かの愛をもらったという事になるのではないか。記憶の淵にあるなしに拘らず、誰もが愛されて育ったのだ。
だからこの作品は誰の心にも届く。特別な娘の話ではない。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (1 人) | [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。