[コメント] デンデラ(2011/日)
捨てられてではなく戦って死ぬ。死に時と場所を選ぼうとする婆たち。だが戦う相手は人間ではなく自然なのだ。人間の制度ではなく自然の摂理の中で、齢七十をすぎて初めて本当に出会う「生」。その「生」の困難と生きる意志のない交ぜになったラストもよい。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
それにしても、「姨捨」の後の話というよりも、動物パニック映画だったとは。
きったね〜ババァたちだなぁと思うけれども、そうなってこそ彼女たちは本当に生きているのだな。
それと、ここに描かれた女性たちは、「楢山節考」より、「にっぽん昆虫記」「赤い殺意」の女性に近い。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (0 人) | 投票はまだありません |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。