低予算なりにCGのクオリティは頑張ってたけど、いかんせんデザインがまったく記憶に残らない。地球規模の侵略をマンション内の限られた人物だけで描くという低予算映画ならではの（あるいは、ありがちな）工夫も、脚本の練り込み不足かうまく機能していたとは思えない。でも、最後の3分だけはヤケクソ気味な「俺たちはこれがやりたかったんだ！」的なド迫力というか論理の飛躍があって、そこだけは決して嫌いになれない。