[コメント] アリス・クリードの失踪(2009/英)
シンプルなアイディアをもとによく練りこんだ脚本が、たった3人しか登場しない物語に奥行きと重層的な風味を与えている。後半、ちょっと苦しいところもあるが、それでも二転三転する物語とラストの巧さは特筆に価する。
確か星新一の短編小説にこれと似た感じのものがあったと思うし、アイディアの根本そのものは古典的かもしれないが、それを映画として巧みに処理していると思う。その気概は、一映画ファンとして喜ばしい。
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