[コメント] ウィンターズ・ボーン(2010/米)
森の動物たち(人間も)がかわいそうだ。(2012/06/13)
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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八方塞がり。
四面楚歌
孤立無援
自由主義の格差もここまでくると救いがない。
都市化の影で片田舎の世間から見捨てられた少女とその弟と妹。
地縁、血縁のあてもない。
許しも救いもない。
アメリカの片田舎には宗教もないようだ。
しかし世界はこの孤立や無縁社会を必然的に選択したのだ。
この主人公の少女の無骨で頼りない健気な生き様は世界のあらゆる醜さを象徴する。
抑揚のない静かな映画だが、カメラの捉え方にみなぎる緊張感は凄い。
人物と自然を対比させる見事さ。
そして音のない世界。
唯一少女が夢の中で見る森が切り倒されるシーンだけが大きな音だったか。
自然とともに生きることの難しさも象徴的だ。
この残酷な現実。
父の遺体から腕を切り落とすチェーンソーの音。
悲惨で残酷なシーン。
この切り落とされた腕が少女を救う。
(評価:)
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