[コメント] キツツキと雨(2011/日)
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
木こり一筋で過ごしてきた頑固親父と、小心者の映画監督という設定でこの映画は勝利していますよね。
映画ってこれですね。
まったくあり得ないことを現実にしてくれる。
そしてその中に現実と少し重なる何かが存在する。
ドラマの基本。うそをほんとにするのが映画。
そしてそんな映画を演出する監督の存在。その映画監督の存在を小さく見せて、臆病者の映画監督が成長する過程を上手に描いていますね。
ゾンビ映画に大スター(山崎務)をもってきて、緊張の中演出するでしょ。大スターだからダメ出しするのに勇気が要りますね。でも小心者の映画監督はここで勇気を振り絞ってダメを出す。
夜のスナックで大御所大スターに褒められる。このシーン、いいですねー。大好き。
この作品の監督は、前作『南極料理人』もそうですけど、ドラマとしての展開を劇的に演出しない監督のようです。そのまま伝える。
そして伝えきらない。
なんとなくそうなっている。
予定調和でもない。
予測不能でありながら、淡々とした演出とロングショットを多用する映像で、映画らしさを作り出していますね。
小作ですが、とてもいい映画でしたね。
(評価:)
投票
| このコメントを気に入った人達 (0 人) | 投票はまだありません |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。