[コメント] 犬の首輪とコロッケと(2011/日)
実話であるはずの物語は、しかし紋切型の虚構に限りなく近似している。作中人物間の関係性の情緒が(おそらく作者にとっては自明であるがゆえに)演出されていない。たとえば、宿敵でも親友でもあるような鎌苅健太と中村昌也の関係性を脚本段階で挿話化されたそれ以上のものとして受け取ることは困難だ。
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