[コメント] ル・アーヴルの靴みがき(2011/フィンランド=仏=独)
相変わらずの素っ気ない撮り方。オープニングなんぞは笑ってしまうが、適確さはこの上ない。難民少年の話だが、タイトル通りに少年は匿われる。(Le Havre(ル アーブル)には市、駅、昔からの港名の他‘避難所’の意も有る。)
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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ラストに、この少年がしっかり前を見つめるまなざしがいい。ラストといえば、主人公の奥さんには笑わせられた。良かった、良かった。
難民問題の他現在の欧州の世情不安、移民(ID)問題にも触れており、前途暗澹とするが、この少年、主人公、奥さんそして周りの人々を見て、すべてがうまく行くと思わず思ってしまう、そんな映画だ。
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