[コメント] メン・イン・ブラック3(2012/米)
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
ダークナイト・ライジングといい、ダークサイド・ムーンといい、スパイダーマン3といい、3作目には近年ガッカリさせられることが多かった。
これらの多くは過去作で観た様な映像やストーリーテーリングをわざわざ3で盛り返すところが非常に何とも不満だった。
しかも、メン・イン・ブラックである。
今更、する必要があるシリーズなんだろうか?とさえ思っていた。そりゃ過去の1も2も面白いし暇つぶしにはもってこいだけどそれだけの映画だった。
それに今更、なぜ3作目を作る必要があるんだ?2から10年はすでにたっている。
と思い、今2012年11月より数ヶ月前(大体5月か6月ぐらいだったとおもいます)に重い腰をあげて観にいったんだがまぁ普通に面白かった。
というか正直、今までのMIBシリーズでは1番面白かった。
何と今回はタイムトラベルネタを振ってきたのだ。
わざわざウィル・スミスをタイムトラベルさせて何をするのかと思いきや、今作ではウィル・スミスことエージェントJの過去をもってきたのだ。
エージェントJがなぜメンインブラックに選ばれたか?なぜKはエージェントJのことをリクルートしたのか?というような事を明かしてくれるのだ。
特にシリーズのファンではないし、ウィル・スミスのファンでもないので彼のシークレットオリジンを知りたいとは思ってないのだが、このように過去作の設定を盛り返し映画を盛り上げるような3作目の作り方はあまりそこそこないんじゃないかと思う。
そういう風に繋げることでエージェントKとエージェントJの関係をより深い物に描いた手法は中々うまいなぁと感心させられた。
3作目で余計な設定をこじつけると失敗するパターンがある、例えばスパイダーマン3の執事の語る真相や強盗の真相といった真相のくだりは失笑さえした。だがあぁいったくだりは観客が期待しているだけに余計にガッカリというものであり、観客は今回エージェントJの真相が語られるなんておもってなかったし予想だにしなかっただろう。
これは嬉しい意味でのサプライズになる。
3作目で観客が予想だにしていない新しい真相を明かすことで人間関係をより深い物にし、尚且つ新しいことに挑戦する。そういう映画には好感が持てる。
(評価:)
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