[コメント] マルコムX(1992/米)
長え!
原作に監督のスパイク・リーが惚れ込み、私財を投じて作り上げた映画。淡々とした作りの中、監督の情念が込められているかのような物語となっている。
正直な話、マルコムXのことは今までイスラム過激派としか思っていなかったが、この映画を観て少し考えを改めた。底辺からの這い上がりと、ブラック・モスレムの主張が良く出た作品だとは思う。
ただ、問題は少々長すぎる。と言うところ。配給側としては何とかして短くしようとしたらしいが、監督がわがままを通して3時間を超える作品に仕上げてしまった。
デンゼル・ワシントンは相変わらず上手い演技を魅せてくれる。むしろ彼はこういう淡々とした、それでも緊張感がある役の方が似合っているような気もする。
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