[コメント] オレンジと太陽(2010/英=豪)
偉大な父の血を受けついだジム・ローチ監督の快心の監督デビュー作。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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非常に衝撃的な内容でした。国家の施策によって弱き者が利用され放置された現実、そしてその事実を隠蔽し過ちを認めることを渋り、逆にその事実の追求を妨害する(もしくは妨害させるような流れを作る)権力の姿を淡々としたタッチで、しかし力強く描き出しています。
「児童移民」が最後に行われたのが70年代という事実に衝撃を受けましたね。主人公の熱意と勇気に感服しました。
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