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[コメント] トータル・リコール(2012/米)

前回のは『カジノロワイヤル』、今回のも『カジノロワイヤル』! いいじゃないの! ☆3.8点。
死ぬまでシネマ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







大体で言うとアクション映画なんだけど、ドSFな風呂敷のデカさが佳かった。

鬼嫁ベッキンセイル、…マジで恐かった。それだけに"破局前"のラブラブを想像(妄想)するに羨ましい。寺沢武一の「コブラ」はフィリップ=K.ディックの影響をモロに受けているんだろうけど、ファレルのダグにももう一寸コブラの様なユーモア(余裕?)があれば、もっと魅力的になったのかも(鬼嫁のとのカラミも更に)。でもそうすると一寸毛色が変わっちゃうかな。

ブレードランナー』という程『ブレードランナー』ではなかったと思うけど。あれで『ブレードランナー』と言われてしまう位、『ブレードランナー』は強烈だった、という事ですね。ただ、『ブレードランナー』との違いで言えば、『ブレードランナー』では強力わかもとだのフォードが箸割って麺喰うとか「お客さん、任してくださいよォ!」とか未来のゴッタ煮社会に日本文化が染込んでいたのに、現在の<未来社会>にはそれ程日本が無いんだね…という寂しさだった。

(評価:★3)

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