[コメント] 危険なメソッド(2011/英=独=カナダ=スイス)
今回はクローネンバーグの軽いジャブといった感じ。引き込まれそうになる水面の妖しい揺らめきが最高。会話場面の位置によって関係の変化を表していくのが上手い。ユングの部屋に飾ってある帆船?の印象派風の絵と、妻から贈られたヨットとの関連は何なのだろうか。とりあえず奥さん役のサラ・ガドンが凄く好み。
「ヴァルハラ城の動機」や「鍛冶の動機」などワーグナーのオペラ音楽が映像・演出と結び付けられているが、これには大して感心しない。んなこと大多数の観客は知らないだろうし、仮に知っていたとしても、それは外部からの知識であって映画的な演出とは呼べないだろう。
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