[コメント] 浮かれ狐千本桜(1954/日)
お話は他愛ない『義経千本桜』のパロディなのだが、根本となる作品の平安から江戸時代までをシャッフルした無時代無国籍さに今更ながら感服する。そして伴淳のシリアスからオカマ演技までの芸の広さ、アチャコの性格描写の微笑ましさに陶然となる。ストーリーとは無縁の雪村いづみの愛らしさに到っては、もはや言葉もない。
(水那岐)
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