[コメント] 東京五人男(1945/日)
敗戦、数ヶ月で本作が撮られたという事実は驚嘆だが、当時の映画人にとっては至極当然のことだったのだろう。かつて映画は社会的な使命を担っていたということだ。庶民の先頭に立つ石田一松の勇姿もさること、逆境にめげない古川緑波の温もりが泣かせる。
(ぽんしゅう)
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