[コメント] クワイヤボーイズ(1977/米=伊)
アルドリッチにしては低調か。ドタバタ劇は乱闘の場面を除けば笑いに冴えが見られないし、様々なマイノリティーが登場することによる権威批判も劇中に混沌を持ち込みはするが、徹底的とは言い難い。この監督はある種の苦々しい屈折性をどうしても画面に出してしまうので、それが本作を透徹した喜劇から遠ざけてしまっている。
(赤い戦車)
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