[コメント] 藁の楯(2013/日)
現実の幼女殺人犯は憎むが、その憎しみを映画を楽しむために掻き立てようとは思わないので・・・。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
正直言って、物語の状況設定は馬鹿馬鹿しいの極み。だが宇宙人が円盤に乗って地球に攻めて来るような映画も好きだったりするので、そこはいい。登場人物が喋り過ぎだ。また警察官は職務遂行が使命なんだから、いちいち殺そうとしないの。しかも余貴美子が出てきて「あいつは借金抱えて」みたいな説明、映画の進行上、まったく不要だ。
脚本もユルユル。「何者かが新幹線の線路上に障害物を置いた」て、その何者かは停めた新幹線を襲うことが目的だったはずだろう。岸谷五郎(←こいつが裏切り者)は護送チームごと吹き飛ばすような輩の出現を心配しなかったのか? そもそも闇サイト?にリアルタイムで移動場所が出ているてのに、襲ってくる奴少なすぎ。マイクロチップまで埋め込んだ岸谷が最も損な役回りだ(←なんか違う)。
しかし、役者陣の芝居は凄い良かった。こんなしょーもない話にきちんとそれなりの演技をつけていた。彼らこそ本当のプロだと感じ入った。特に藤原竜也。大沢たかおも良かったけど。松嶋菜々子だけは、確かにおばさんくさかった。というかどちらかと言うと、おじさんくさかった。
60/100(13/05/19見)
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (2 人) | [*] [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。