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[コメント] スター・トレック イントゥ・ダークネス(2013/米)

絵作りは申し分ない。ベネディクト・カンバーバッチの役柄も許せる。なのに前作の『スター・トレック』のときに感じたワクワクがなかったのはどういうことか。
BRAVO30000W!

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







 トレッキーでもないJ・J・エイブラムスが超トレッキーの脚本家に任せて大成功した『スター・トレック』は劇場で観て無茶苦茶感動した。震えるほどではないにせよ「よくぞここまでやってくれた!」感があった。

 ところが『スター・トレック イントゥ・ダークネス』は予告を観て『カーンの逆襲』のリブート版かと思った時点から不安が募るだけだった。

 劇場で3Dで観て、ところどころ面白いんだけど、なんか展開が早いというか雑というか、いろんな見せ場を盛り込み過ぎた感があって、おまけにカーンが出てきちゃうから、うーんってなっちゃって。いや、カーンとのやりとりも下手すりゃ旧作よりスマートでいいかもと思えるんだけど、なんかうーんってなっちゃう。

 たぶん、オリジナルから始まる『スタートレック』の世界を知らない方がかえって楽しめたのかもしれない。決してデイモン・リンデロフが脚本に加わったせいではないと思いたい。

 なんかいろいろ「上手い」んだけど、それだけ、みたいな感じ。オリジナルへのオマージュも大事だとは思うけど、ここらでJ・Jトレックのオリジナルなものも観てみたい。

(評価:★3)

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