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[コメント] 夜のバラを消せ(1966/日)

和風007を狙った退屈極まりない活劇。舛田利雄にしてこんな軽薄作を思いつくはずもなく、ひとえに原作の柴田錬三郎にその責任は求められるべきものだろう。由美かおるの身体能力以外に魅力はなく、物語は前半と後半とでチグハグを極める。せめて裕次郎に一貫したハードボイルド・イズムが備わっていたなら、こんなグズグズには終わらなかった。自ら危機を脱出せず、女に頼る情けなさにはシラける。
(★1 水那岐)

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