[コメント] 日本の悲劇(2013/日)
失業、うつ病、離婚、介護、癌、災害、年金と、連日メディアで取り上げられる問題をかき集めてみたものの、映画の軸となる肝心の父(仲代)の決断が空回りしている。現役生活者である息子(北村)の心情や行動描写がおざなりで、共感も反感も生まないからだろう。
幸福や希望の象徴としての「色」を無くした世界というヤラセ演出は、安易に過ぎると思うのだが、何だかよく分からないが妙な迫力があったのも事実。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (1 人) | [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。