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[コメント] ロボコップ(2014/米)

物語の中核となる部分からエンディングまでを何だかおかしな報道番組のキャスターに喋らせてるせいで、スムーズに話が進まない。スタイリッシュに生まれ変わったロボの動きはCGのせいで忍者のように。物語的にはロボコップにされてしまったマーフィーの悲哀は、前シリーズよりも大きく深い。観終わった後悲しい気分になった。
IN4MATION

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







押収した武器の横流しに本部長が関わっているところまで突きとめたところでシャットダウンされてしまうマーフィー。

爽快感が伴わないのはそのせいか。

爆発に巻き込まれた後も何度も感情をコントロールするために脳を弄繰り回されるマーフィー。

前シリーズでは脳天に銃弾を喰らい死亡したとされているが、本シリーズではマーフィーは生きている。脳と右手だけとはいえ「生きていながらも」人間として何度も殺されるマーフィーの悲哀は観ていて辛い。

最後にデネット・ノートンがマーフィー側についてくれたのがせめてもの救い。

観終わった後に物悲しい気分になってしまった。

前シリーズにあったユーモアが全くなくなるとこうも印象が変わるものなんだな。

(評価:★4)

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