[コメント] 皇帝と公爵(2012/仏=ポルトガル)
想像したよりも小ぢんまりとまとまった歴史絵巻。近頃多いケースだとも思われるのだが、邦題に反してナポレオン帝も、ウェリントン公も皮相的に描かれるのみ。そして戦争シーンよりベッドシーンと食事シーンが好んで描かれる。これも人間性の讃歌、そこから紡ぎ出される反戦劇とも受け取れるが、それならばもっと濃厚な欲望追求こそをこれでもか、と描くべきではないか。
(水那岐)
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