[コメント] 愛のコリーダ(1976/日=仏)
文句無く気持良く、同時にとても切なく、時に虚しい。恋愛は常にある種の殺し合いだ。男と女の血みどろの殺し合い、精気の吸い尽くし合いを映して増村に勝っているとは思えないし、多くの画面でハードコアを日本的風景の中に置き直しただけだという印象も免れない。でも何よりも藤竜也の「ふてぶてしさ」が映画的だ。
(ゑぎ)
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