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[コメント] イヴ・サンローラン(2014/仏)

イヴサン氏が草葉の陰で泣く必要に迫られない程度には撮影・装飾・衣裳の各職域で視覚的美の達成を目指した健闘が見られる。しかし時代は今や『J・エドガー』公開後である。よくもまあこの題材でこれだけ芸の乏しい映画を撮れたものだ。二人で仲良く美術品を買い集めるシーンがないのも馬鹿にしている。
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