[コメント] はじまりのうた(2013/米)
今よりほんの少し相手を思いやると、なんだかうまくいく。そんな感じ。悪い人がでてこなくてキュン&ほんわか。スティーブジェームズ・コーデンサイコー。
本来ズバズバものを言うアメリカ人が実は家族問題に及び腰で、それを繊細でしっかりもののイギリス人であるグレッタキーラ・ナイトレイに指摘されるというところが面白い。別居している妻や娘に、腫れ物に触るかのような対応をするダンマーク・ラファロに、男前なアドバイスをするグレッタ。プロデュースはダン、女心はグレッタとでもいうかのように、ダンとグレッタはお互い持ちつ持たれつのチームワークでいい作品(友情?)を作り上げたともいえる。
クイーンズイングリッシュのキュートな発音もこの作品の魅力。
「ギスギスした大都会のニューヨーク」というイメージはなく、業界の厳しさも描かれていないけれど、音楽っていいね、仲間っていいねって素直に思える佳作。マーク・ラファロはもちろん、グレッグ・アレクサンダーの音楽も泣かせる。嘘くさくもあるけれど、あったかくなれるな〜。
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