[コメント] 恋の手ほどき(1958/米)
確かに出来はいいのだが、上品すぎて少々物足りない。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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モーリス・シュバリエが女の立場から見るとイケすかない、しかしチャーミングなじじいを演じており、ジジの祖母と二人見つめあって唄うシーンが一番ロマンティック。
ジジの祖母とシュバリエの関係も含め、彼女と彼女の姉(ジジの大伯母)との対比やジジの母親の存在が、この作品に深みを加えている。面白いのは、結婚至上主義的なストーリー展開でありながら、ジジの母親は(それが恋愛の手段であったとしたとしても)職業を持っており、しかも不自然なことに声のみで姿を見せないことだ。一筋なわではいかないミュージカルだと思う。
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