[コメント] 母と暮せば(2015/日)
黒木華とエキストラの功績。90/100
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
原爆、戦争批判とテーマがあっちらこっちらし途中に説教まで入って何やらとっちらかっていた印象。しかし黒木華が出てくる度に画面の強度が凄まじい度合で上がるので130分は苦でなかった。最終的に町子が婚約して主人公ともども清算&再生につながるかと思いきや天に召されるとは…どうしても戦争被害者のオチに持って行きたかったのかなぁ。これじゃ死ぬのも悪くないよって言ってるようなもんで、今までのはなんだったのかってなっちゃうよね。死ぬ事より死に方の悲惨さを伝えたかった感じか。
唯一、同じく銃後映画『母べえ』を超えたのは本田望結のシークエンスのエキストラの方々。泣いたらいけない!って言う彼女の横でうなずくオッサンと、視線を俯かせる赤子を抱いた女。いい仕事してまっせ。
気になる事は多いけど、観てて胃が痛くなる感じは大好きよ。大甘採点。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (1 人) | [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。