[コメント] ボーダーライン(2015/米)
『プラダを着た悪魔』では「意地悪な先輩」だったエミリー・ブラントが、ここまで大成するとは思ってもみなかった。デルトロ、ブローリンらベテランを相手に、立派な主役です。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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メキシコのフアレスの街中、いっぱい吊るされた「肉」。これがこの町の日常なんですね。途中に出てくる少年と、父親。サッカー行ったり、買い物行ったり、なぜそんなシーンが用意されているかは判らなかったが、やがてその父が「制服」をきて登場。そして当たり前のように、「仕事をする」。・・・そして最後、ベッドに父はいない。それでも少年は母とともにサッカーに出かける。それも「日常」。
「ボーダーライン」という邦題は、結構気に入っている。善悪、国と国、人と人、日常のボーダーを大きく踏み越して、映画は進んでゆく。
『トラフィック』でのデルトロの役どころを思い出した。「この子たちが、ドラッグの売買に手を染めなくても、暮らしてゆけるようにと祈るばかりです。
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