★5 | 不法入国の越境トンネルに向かう際の暗視カメラ撮影とBGMによる緊迫感が半端ない。物語的には腑に落ちない点もあるが、その「腑に落ちない部分」を描いているのが本作の意図なんだろうと解釈した。 [review] (IN4MATION) | [投票] |
★5 | すさまじい緊迫感と緊張感。ベニチオ・デル・トロの狼っぷりに圧倒される。ポスターからエミリー・ブラントヒロインが大活躍するヒロインものと思い込んでいた不明を恥じるばかり。映画は、本当に見てみないとわからない。 (capricorn1) | [投票] |
★4 | エミリーからデル・トロへの主格転倒が唐突すぎるのでバラけて座りの悪さを感じるのだが、プロット毎の緊迫は濃密で半端ない。メキシコ奥部の麻薬帝国はカーツ王国めいて、その地獄巡りは『黙示録』のようだ。ブローリンの立ち位置も微妙に良い。 (けにろん) | [投票(6)] |
★4 | 善も、悪も、混沌のままに制度化=秩序化され、維持される。悪は善として、善は悪として。境界線上に立つものだけが、全てを知っている。国家が形骸化してなお、制度化が、カルテル側も、対するアメリカも、「家族」の論理に基づいている限り、この物語に終わりはないだろう。 [review] (DSCH) | [投票(3)] |
★4 | 正義なき泥沼の戦争を闘う地獄巡り…かと思いきや、急激かつ見事なギアチェンジに驚かされる。人が生き、人が死ぬことの前に法など無力な能書きにすぎぬ、という世界観やよし。空撮の使い方が絶妙。 (ペンクロフ) | [投票(3)] |
★4 | メキシコ麻薬戦争を題材にしたアクチュアルなアクションスリラー、風に見せかけてどんどん陰鬱な、地獄巡り的な話になっていく。FBIとCIAそれぞれの構成員の組織的倫理あるいは非倫理はリアリズムで描かれるが、しかしそれに反して状況はどんどん悪夢的に、むしろある種の幻想性を帯びて混沌としていくのが面白かった。 (MSRkb) | [投票(3)] |
★4 | 善悪のボーダーはどこなのか。国境の向こうの争いは単なる麻薬戦争ではなかった。この争いをロジャー・ディーキンスのカメラは、上空から撮影した乾いたメキシコの町、暗視スコープを通した追跡劇など、迫りくる臨場感で緊張を持続させた。デルトロの重さ(体重ともに)が良い。 (jollyjoker) | [投票(3)] |
★4 | 麻薬捜査を、刑事映画、犯罪映画としてでなく、戦争映画として描いた一本。 [review] (シーチキン) | [投票(2)] |
★4 | 乾いた大地に纏わりつく湿度感。終始漂う饐えた空気。生気の無い淀んだ世界。虚無に生き,服し,還る。アクション映画のつもりで観たが,ただではすまんかった。 (もーちゃん) | [投票(1)] |
★4 | 夕暮れの赤と青を捉えるディーキンスのカメラにはっとさせられる。 [review] (t3b) | [投票(1)] |
★4 | この映画では見るべき美しさが2つある! [review] (代参の男) | [投票(1)] |
★4 | 米TVドラマ「クリミナル・マインド」の様なオープニングで期待。が話が盛り上がりそうで盛り上がらず。彼女では荷が重いか、でも好きなベニチオが見れたのでまあまあかと思っていたら、ラスト30分、これを見よ!デニは、いつも水準以上のものを見せてくれる。 (KEI) | [投票] |
★4 | 重厚。謎の任務に駆り出される居心地の悪さと麻薬戦争最前線の恐怖。漂う死臭にこっちもフラフラ…だが。86/100 [review] (たろ) | [投票] |
★4 | 『プラダを着た悪魔』では「意地悪な先輩」だったエミリー・ブラントが、ここまで大成するとは思ってもみなかった。デルトロ、ブローリンらベテランを相手に、立派な主役です。 [review] (プロキオン14) | [投票] |
★3 | ロジャー・ディーキンスの撮影。夕景や夜間の透き通った空気の感覚が美しい。あるいは、冒頭から、屋内シーンの窓外からの光の扱いもディーキンスらしい繊細さだ。 [review] (ゑぎ) | [投票(1)] |
★3 | 『トラフィック』('00年/S.ソダーバーグ監督)に続いてメキシコカルテルとの麻薬"戦争"を描く。☆3.8点。 [review] (死ぬまでシネマ) | [投票(1)] |
★3 | 悪をもって悪を制すの悪をかっこよく描いてしまうのは映画だから致し方ないとして、描き過ぎはダメ。 (G31) | [投票(1)] |
★3 | よれよれのブラでいい。少数意見だろうけど。 (黒魔羅) | [投票(1)] |
★2 | デニ・ヴィルヌーヴ監督のダラダラ撮る演出にグッタリ。チープなオチで引っ張る手法にゲッソリ。この手のやり方はもう古い。ドラマで十分。 (エイト) | [投票] |