[コメント] 夫婦百景(1958/日)
荒息で前髪を吹きあげる月丘夢路の変顔を筆頭に、コミカルな演技は登場人物の数だけ魅力を増してゆくのだが、いかんせん賞味期限を過ぎた会話劇だということは否定しようもない。フランキー堺のナレーションのみならず、井上梅次のつづる会話は今となっては隔世の感がひしひしと伝わるのみだ。「夫(妻)の資格」なんて話は若者の失笑を買うに違いない。
(水那岐)
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