コメンテータ
ランキング
HELP

[コメント] 海にかかる霧(2014/韓国)

小さいながらも家庭的な雰囲気にあった漁船とその乗組員たち。家父のように船員を守ろうとする船長の変容ぶりにまず脱帽。小さな漁船が霧に飲まれ、そこに一人の女を配置した時の不安定感は極上のサスペンス。と同時にラブ・ストーリーの一面も併せ持つ。だから韓国映画は怖い。そして強い。ラストのカットも見事。
IN4MATION

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







小島に漂着した時、なぜホンメはその場を立ち去ったのか?

6年後。九老で出会った女は赤の他人か、それとも...。

その人が連れている上の子供はちょうど5〜6歳。父親は誰なのか。

謎を残しつつ終わるラストも印象に残る。

普段、大きな魚を捌いている漁師でも、死体を捌くのは無理だわな、正常ではいられそうにない。

(評価:★5)

投票

このコメントを気に入った人達 (0 人)投票はまだありません

コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。