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[コメント] 本能寺ホテル(2017/日)

内容が薄い。30分の内容を回想やスローモーションなどで無理やり尺を伸ばした感じ。本能寺の変を取り上げている時点で今更感も否めないし。見るべき箇所は白いニットの綾瀬はるかのみ。このまま綾瀬は代表作がないまま年を重ねていくのかと思うと可哀相になってくる。
IN4MATION

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







プリンセス・トヨトミ』以来の堤真一との共演。

本能寺で明智の謀反が起こることを信長に伝えた繭子。

歴史が変わるかと思いきや、信長は逃げることをせず、羽柴秀吉の中国大返しを信長自身が書で指令した、というオチ。

それが作品のテーマでもある「やりたいことはなにか」「やりたいことをやる」と結びつけるにはかな〜り弱い。

信長は戦乱のない天下泰平をやりたいことだとし、それが成し遂げられるのであれば自分でなくともよいという選択をした。

それが柴田勝家や丹羽長秀ではなく羽柴秀吉を指名した、というのだから、そこはそれなりの説明がないと納得できない。

というか、そこが一番の見所というか醍醐味でしょ、歴史好き的には笑

また、タイムスリップする条件がオルゴールと金平糖、戻ってくる条件がカウンターベルということはすぐにわかるのだが、焼け落ちる本能寺から繭子が戻ってくるまでが長い長い。

もう観ていてうんざりするほど時間をかける。

こんな時間の使い方、無駄以外の何物でもない。

ホントに内容が薄すぎる作品でした。

(評価:★2)

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このコメントを気に入った人達 (1 人)死ぬまでシネマ[*]

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