[コメント] 夫婦(1953/日)
男2女1で繰り出すクリスマスの夕べ。男女の機微が、三者三様の思惑が、ドキュメンタルに描かれた日本映画屈指の名シークェンスかと思う。部屋の貸借に纏わるエピソードの咬ませ方も絶品。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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部屋を借りるというごく日常的な行為に、冒頭に於いては物語の肝となる特異なシュチュエーションを予告・示唆する役割を、帰結部に於いては積もり積もったパトス(痛み)を一気に浄化させる効能を付与した、水木洋子&井手俊郎のオリジナル脚本に驚嘆!
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