[コメント] ジュデックス(1963/仏=伊) - 更新順 (1/1) -
子供向け連続活劇の雰囲気を踏襲しながら、倒錯した官能的(煽情的、変態的)画面を散りばめている、大人向け映画だ(ウルトラマンや仮面ライダーシリーズ、戦隊モノとも似た匂いが楽しめる)。 [review] (ゑぎ) | [投票] | |
「或る夜の出来事」という措辞の持つの曰く言い難い響きが木霊する二度の出現#。深層のじじまの中から魔性のものが立ち上がる驚異の瞬間。寝静まった城に夜盗に入った黒タイツの女が復路の門前で狼の一群と遭遇するまで。道端で傾眠する探偵が憑き夜の石畳を戞然と鳴らす辻馬車の到来に驚かされて白タイツの女曲芸師と再会を果たし。目もあやな陰陽二人の対決、三角屋根上のキャットファイトほど、美学的に満足のいく結着はない [review] (袋のうさぎ) | [投票(2)] |