[コメント] サボテン・ブラザース(1986/米)
んなわけない、が満載の脳天気さ。人を疑わない善良さで押し切って喜劇を成立させてしまう明るさが今の時代には眩しい。
書割りのセットと動物の模型で創った野営のシーンの舐めっぷりも可笑しいし、歌う木と透明な騎士の件りはちょっと『オズの魔法使』っぽい。アメリカの喜劇エンタメの流れをしっかり汲んでいるというか。「ひょうきん族」の「たけちゃんマン」にテイストがちょっと似ているなとも感じたんだけど、「ひょうきん族」のほうがアメリカのTVコメディの影響を受けているのか。それでいて活劇シーンはセットの空間をうまく使っていて案外しっかりしているんだよね。
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