[コメント] 北陸代理戦争(1976/日)
エンディングは充分にシリーズ化を期待させる余韻を残したもので、シリーズ化されなかったことが残念ではあるのだが、しかしこの曖昧な終わり方が今となってはこの映画の突出した魅力を高めている。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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3度繰り返される雪中の拷問シーンが印象深い東映実録路線末期の傑作。特に巻頭の、西村晃が雪の中に首だけ出して埋められたカットには度肝を抜かれた。ラストの小林稔侍ら3人の首の扱いもぶっ飛びます。
全編に亘って手持ちカメラで無造作に撮られたような画面なのだが、おそらく一台カメラで撮られたであろう各カットの繋ぎの滑やかさは大したモノ。
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