[コメント] 機動戦士ガンダム THE ORIGIN 誕生 赤い彗星(2018/日)
冒頭の艦隊戦で期待は嫌が応にも高まるが、残念ながらルウム戦役でのシャア自身の活躍はさほど描写されておらず、ガッカリ。最低でも五隻飛びと残弾1発で2隻の艦を沈めた有名な逸話の描写は欲しかった。また、捕虜となったレビル帰還の裏に......
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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コメント欄では「艦隊戦で期待は高まる」と書いたが、「銀河英雄伝説 Die Neue These」などと比較すると本作のそれが必ずしも映画クオリティーではない気もしてきた。
以降のシリーズはテレビ放送でいいんじゃないかという気もする。
で、本題。
ジオンの捕虜となったレビルの奪還の裏では、キシリア配下の諜報部隊の暗躍があったことと、それを察知して見過ごすシャアといった描写が挿入され、レビルの帰還そのものが戦争続行への仕組まれた罠だったことが窺い知れる。
となると、直前の会話で「ギレンを止めてくれ」とデギンに託されたキシリアもまた、この戦争の続行に賛成だったとは意外である。
新たな発見はあったものの、ティアンム艦隊が目前のグレート・デギンを討たなかったり(まるで第二次世界大戦における日本軍の聯合艦隊並みの統率のなさのよう)、前述したシャアの察知の良さであったりと、ご都合主義な展開が続くと閉口せざるを得ない。
一番の茶番は、ドズルからシャアがV作戦の察知と偵察の命を受けるシーン。
テーブルから出てくる周囲の雰囲気に似つかわしくないプリンタ兼シュレッダー。なんだそれ?
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