[コメント] マルクス・エンゲルス(2017/仏=独=ベルギー)
その筋では有名な話ばかりなのだが、視覚化されるとインパクトがありいろいろ愉しめる。マルクスでも朝からナニするのか、とか。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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女工からエンゲルスの内縁の妻になったメアリー・バーンズの件がやはり映画映えしておりハンナ・スティールが格好いい。ブルジョアで親父と板挟みになるエンゲルスもこんな具合だったのだろう。マンチャスターの工場もリアリティがあり、このふたりの件が充実している。もっと見せてほしかった。
比べてマルクスは逃亡と図書館通いが主たる人生につき地味だが、小さな集会で怪気炎を上げる辺り、本邦の学者も見習ってほしいと大いに思う。プルードンが弱腰の人物に描かれているのが意外。彼をマルクスの妻が論破する件は本当なのだろうか。
収束はイマイチ。Like a Rolling Stoneはレフトの曲ではないし作品とも絡まない。
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