[コメント] 狂った果実(1956/日)
けっこう堅実な作品ではないか。たとえば石原裕次郎が初めて北原三枝に迫る場面、クロースアップされた石原の顔面がミラーボールの光によって明滅する。沈黙とは裏腹のふたりの激しい情動は、バックで鳴るけたたましいジャズに重ねられている。いささか安直かもしれないが、ツボを押さえた演出だ。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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しかし、モーターボートの舳先で激突、という殺害法は今見ても斬新。斬新すぎる。
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