[コメント] 現代っ子(1963/日)
戦争を生きのびた父親が、戦後復興の象徴かつ矛盾でもある交通戦争に散るという悲劇。残された母子一家をバイタリティとユーモアと哀愁で綴る倉本聡らしい物語を、力まず見せきる中平康の手堅い職人技。去り行く者への敬意と惜別の良質な児童映画でもある。
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