[コメント] はじまりの街(2016/伊=仏)
子供に焦点を当てて、親たちの都合で異郷の街での生活を強いられることからのその苦悩が描かれる。食堂の主人、また娼婦といったオトナたちが緩やかに息子の思いを解きほぐしてやる過程は好ましいが、後半は無理やりとの印象が濃すぎたようだ。母親と息子の確執の氷解は為されたのかがはっきりとは見えず、単なるおじゃま息子の一時的な反抗としか見えないのが惜しまれる。
(水那岐)
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