[コメント] 世界は今日から君のもの(2016/日)
理想のピュア女子を引きこもりに代弁させるとか、シンデレラストーリーになりかけたあたりは「引きこもりを嘗めんなよ」と少々苛立たしい気分にさせられる。ラストのメッセージは普遍的でも…
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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なぜ「一歩ずつ着実に」という教訓を得てはじめて門脇が微笑むのか。逆にラストでファンタジーのまま締めくくるのならそれこそシンデレラに傾斜した挙句でよかろうと思われるのだ。彼女の才能や感性の突出はべつに昨日きょうに作られたものではないし、ゲーム業界なんて特殊な世界なら「弟子入り」なんて前時代のしきたりで満足する必要はない。それこそ、ゲーム界に紛れ込んだ異才が次のタイトルで主役の座を与えられることなんて珍しいことではないのだから(デザイナーなんて使い潰される浮き草稼業なのだからなおのことだ)。
まあ、そういう世界を知らないで「女の子応援」映画を創るにあたっては、これは妥当な話作りとは判っている。ただ監督には、古臭い成長物語を新しい革袋に盛る、という方法論は万能ではない、とは知ってほしい。
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