[コメント] ロケットマン(2019/英)
性欲と仕事が絡み月並みな痴愚となったのであれば、性欲から愛を遠心分離するべくステージは回り始める。最後に至る純愛は性欲的には一方通行だからこそドキドキがあり、セクシャリティの疎外感が訴える射程を越えていく。
愛から分離された肉欲たるリチャード・マッデンは、記号すぎるあまり性悪にしては愛嬌がある。遠心分離の過程では、尺の大半は八の字眉で恍惚とする薄毛のメタボの大接写で占められ、特殊趣味が全開になる。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (0 人) | 投票はまだありません |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。