[コメント] ドリトル先生 不思議な旅(1967/米)
後半、旅に出てからは少々だれてしまうけど、前半の屋外撮影がとても良いと思う。ロバート・サーティースらしい絵画的な構図。色使いはややのっぺりしているが。
例えば登場すぐ後のサマンサ・エッガーが怒りながら野山を歩くシーン辺りの画面作りはいい。またリチャード・アッテンボローのダンスが見られるが、これが気合の入ったダンスで嬉しくなる。サマンサ・エッガーの父親を演じるピーター・ブルは『博士の異常な愛情』のソ連大使のとき同様イメージ通りの憎まれ役。ただ、矢張りL・B・アボットの素朴な特殊効果が一番の見所だろう。ミュージカルとしてはイマイチ。
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