コメンテータ
ランキング
HELP

[コメント] ジョジョ・ラビット(2019/米)

またサム=ロックウェルに持ってかれた。抗い難い狂気の瞬間に立ち会ったとしても、(映画の中の)彼位の矜持と優しさは持っていたい。☆3.7点。
死ぬまでシネマ

ヒットラーユーゲントのキャンプにしても、ヨハンソン演じる母親にしても、家族と生き別れになったユダヤ人の娘(トーマシン=マッケンジー)にしても、私のイメージする当時のドイツとは程遠い。現実はもっと厳しく、冷たく、陰惨だった筈だ。だがジョジョ少年の目から見た世界だと思えば納得出来る。ジョジョだけでなく、人々の心の中だと思えば納得出来る。サム=ロックウェルは『スリービルボード』の彼より多少頭が冴えてる程度で、全くドイツ軍人には見えないが、コレも人の心の有り様の一つを表していると思えば納得出来る。

(評価:★3)

投票

このコメントを気に入った人達 (1 人)緑雨[*]

コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。