コメンテータ
ランキング
HELP

[コメント] 赤い風船(1956/仏)

その鮮やか過ぎる「赤」は、湿気を含んだ石造りの街並みのなかでまさに異物である。美しく、愛らしい異物は、互いの孤独に引き寄せられるように少年に寄り添うのであるが、街の人々は彼らにいたって無関心だ。少年には、すでに親がいないような気がしてならない。
(★4 ぽんしゅう)

投票

このコメントを気に入った人達 (1 人)TOMIMORI[*]

コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。