[コメント] 泣く子はいねぇが(2020/日)
生来の物事を甘く見る性格ゆえか、悪意は介在しないにせよトラブルを呼び込んでしまい、あとで覆水を盆に帰すために骨を折る男。真面目に生きてきた者たちにはそこが我慢できぬのかも知れないが、この楽天主義には大いに頷かされる。早い話が一生子の保護者になれない男だ。自分は彼と同類であり、正解を見い出せず宙に目をやる無為な笑いは自分の常套として赤面を誘われる。
(水那岐)
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