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[コメント] ルクス・エテルナ 永遠の光(2019/仏)

キッツい映画です。内容じゃなく、映像自体が。痛いです。
プロキオン14

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







この映画は、「サンローラン」のアートプロジェクトの一環で制作されたものの一つで、それをなんとギャスパー・ノエに依頼をしたという。

その条件が「サンローランのコレクションを使用する」ことと、「サンローランの“ミューズ”を起用する」こと。そこノエ監督が好きなベアトリスと、ゲンズブールが起用されることとなったが、カンヌに出品することを目指したので、短期間しか猶予がなく、短編で、「ベアトリスが映画監督で、魔女役でゲンズブールで、しかし撮影がうまくいかない」という、ごく簡単なプロットで説明するところから映画が始動したらしい。

最初は「女優二人」の「対談」はわりと面白く楽しめた。

登場人物はほぼ「本人名」で出演。俳優さんだけでなく、モデルさんや、衣装、撮影、ヘアメイクさんなどの裏方さんも出演します。次から次へとアクシデントが起き、プロデューサーは監督を降板させようとするし、モデルは言うことをきかないし、フォトグラファーは仕切るし、撮影の直前で出演交渉をするバカがいるし、主演の二人が結構まともに見えるのが不思議だ。

画面はほぼ全編で二分割。最後は三分割。それが同時に進むから、字幕を追うだけで、ついていくのがやっとだった。そして時折はさまれる「映画人の名言」みたいなのは、やや鬱陶しい。

そしてラストシーンは、「目が痛い」これにつきます。あらかじめ告知はされていたが、「ポケモン騒動」に比じゃない。それをわたしは劇場の最前列で見てしまった。痛い!痛い!

(評価:★3)

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このコメントを気に入った人達 (1 人)いくけん

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