[コメント] マスカレード・ナイト(2021/日)
無駄に尺が長い。冒頭、さんま絡みのお遊びはばっさり切ってくれて構わなかった。警察とホテルマンとの考え方の違いなど前作の焼き直し感が強い。長澤と木村のコンビが見たいのに今回長澤は沢村一樹にかかりっきり。ホテルを舞台にした普通の刑事モノになった感。真犯人の動機にもブレが見受けられる。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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疑わしい人物が多く謎解きは最期まで楽しめた。
一度嫌疑が晴れたかに思われた仲根緑(麻生久美子)が実は真犯人だったという展開はなかなか珍しいとは思った。
てっきり舞台から退場したものと思っていたので意外ではあった。
だが、仲根の動機が今一つピンとこない。
過去の2件の殺人と今回の殺人の動機が全く違う。
過去の2件は「自殺した妹になってくれなかったから(他に男の彼氏がいたことが原因か?)」、一方今回はレイプされた妹を取り調べた警察が妹を凌辱したことが原因で妹が自殺したことを恨んだ警察への復讐だという。
過去の2件の被害者に妹と似た服装(ロリータファッション)をさせたことと、今回のゆすりを企てた貝塚由里(高岡早紀)にまでその服装を着せることに繋がりが感じられない。
単に犯人をわからなくさせるためだけの仕掛けのように思えてならなかった。
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